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頭を抱える男

インフォームドコンセントとは?

投稿者: | 2017年7月20日

Q:最近よく聞くインフォームドコンセントとはどういう意味があるのでしょうか?

癌や脳卒中など、日本人の死亡原因となる事も多い病気を抱えている方、日々、病気と対峙し闘っている方はたくさんいらっしゃいます。

どんな病気でもこれから先どのような治療を行うのか、症状はどのように変化していくのか等、不安な要素がたくさんあり、多くの方が精神的にもダメージを受けます。

医師は患者さんの不安を取り除きながら、これから先の治療について十分患者さんに説明しなければなりません。
この時行われるのがインフォームドコンセントです。

A:十分な説明を受けた上での同意が治療に不可欠

インフォームドコンセントというのはアメリカから入ってきた考え方で、十分な説明を受けた上での同意という意味を持っています。

医師は病気をお持ちの患者さんについて、また怪我をされている患者さんに対して、治療法やお薬の内容、また治療法がいくつかあればその選択をしてもらうため、病気についての説明などもしっかり行わなければなりません。

このインフォームドコンセントの実行は患者さんが納得した治療を行うため、またご自身で選択されるために重要不可欠なものです。

アメリカは何事にも裁判で決着するということが日本よりも非常に多く行われており、医師がインフォームドコンセントをしっかり行わなかったために訴訟に持ち込まれるということも非常に多いです。

そのため、アメリカでは患者さんと医師の間で信頼県警を築くためにも、治療内容をしつこいと思われるほどに説明し、納得してもらい、同意を得るということを行ってきました。
これがインフォームドコンセントです。

A:病気を闘ってもらうために重要なインフォームドコンセント

アメリカと比較すると、日本は非常に医療訴訟が少なく、インフォームドコンセントという考え方もなかなか浸透しませんでした。

しかし日本では、患者さんと医師の考え方の行き違いや説明が不十分であることで訴訟になる事を避けるというよりも、患者さんがしっかりと治療に取り組んでほしいという考え方も持ってインフォームドコンセントを行っています。

治療についてもお薬についても、その内容がわからないまま医師の指示に従い治療を行うよりも、治療の内容を深く理解し「よくなる方向に向かって今こういう治療を行っている」と患者さん自身が納得し、積極的に治療を受けることについても、インフォームドコンセントは大切な役割を持っています。

どのような目的で、どのような結果を求めてどんな治療を選択し行っていくのか、こうしたことを医師、患者さんが共に理解し、信頼しあい治療にあたっていくことができるようにインフォームドコンセントが存在しているのです。