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療養

療養型病院とは

投稿者: | 2016年9月27日

高齢者の在宅介護

誰もが年を取り、いつか体が思うように動かなくなり、思考力も低下する時が来ます。
高齢者の在宅介護をした経験がある方はご存じの様に、下の世話や食事の世話、歩き回る場合の注意など、目が離せません。
24時間365日、介護のために他の家族が犠牲になることは、家族全員の生活意欲の低下に繋がり、決して良い事とは言えません。

しかしながら、介護を必要とする高齢者の受け入れ施設が少ないこともまた事実です。
地域にはケアマネージャーがいますので、介護保険制度で要支援や要介護の認定を受けた人の家族の依頼でケアプランを考える有資格者です。
まずは相談する事が現状改善への第一歩です。

病状の慢性化

治療により改善が見込まれる場合、短期入院・治療で退院した後は自宅で家族と共に過ごすことができますが、治療をし続ける必要があり今後改善して人の手を借りずに生活できる見込みのない高齢者の場合、療養型病院への転院が勧められます。
高齢者にとっては、そこが終の棲家になるケースが多く、24時間医師の管理下で世話をしてもらえるので、家族にとっても安心で、介護の負担が軽くなります。

費用負担は軽くはありませんが、医療保険と介護保険のどちらを利用するかは病院によって異なります。
治療の場合医療費、介護の場合介護費となりますが、境界線が難しく、病院の判断に委ねる事になります。

食事も含めて医療費もしくは介護費による支払となりますが、別途料金がかかるのがおむつやタオルなどの諸雑費です。
個室希望の場合も含め、事前に相談し、支払可能かどうかを検討する事が肝要です。

病院のチェック

大切な家族をゆだねるのですから、どの様な病院か、口コミなどの評判も含め事前にリサーチする事が重要です。
病院によっては高齢者が夜間歩き回らない様、ベッドに縛り付けるなど非人道的な措置を取っている可能性もあります。

患者や被介護者に対して怒鳴りつける介護士やヘルパーがいるなど、悪評がある施設は避けるべきでしょう。
入院していることが拷問の様に感じられる様では気の毒です。

床ずれの処置や、絡んだ痰の除去などの処置をこまめにしてくれる看護師がいるかどうかも重要です。
近年職員による患者や被介護者の虐待がニュースになっており、患者の家族側の情報共有は極めて重要です。

療養病床

全国的に療養病床の数が少なく、希望通りの病院に入院できない可能性もあります。
認知症を患っている場合、さらに受入れ病院が少なくなりますので、選択肢は限られてしまいます。
インターネットなどで療養病床の多い病院を探すのも一つの方法です。

多くの療養型病院は外科的処置を行いません。
そのため、処置が必要となった場合、外科のある病院へ搬送し治療を受けます。
その際の搬送手続は病院がしてくれるケースもありますが、搬送代金は患者持ちとなります。