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健康保険ってどんな仕組み?

投稿者: | 2014年12月25日

健康保険の仕組みとは?

日本人として仕事をしている方はどんな人でも健康保険に加入しています。
働いている本人だけではなく、その被扶養者も健康保険に同時に加入します。
そのため、大部分の日本人は健康保険と密接に関係しています。

しかし、ほとんどの方はその名称を知っているだけで、具体的に健康保険がどのような仕組みとなっているのか知らない人が多いです。
健康保険についての問題がニュースで話題になっている時でも、その仕組みを知らないと何が問題となっているのか理解が不十分になってしまいます。
そこで、健康保険について、その仕組みを分かりやすく教えて欲しいです。

毎年、支払うことになる健康保険料がどのように集められて、それがどんな用途で使われているのかをぜひとも知りたいです。

健康保険の仕組みとは

まず健康保険とは国民の生活を安定させて、福祉を向上させるために存在しています。
労働者やその被扶養者が疾病や負傷、出産などの際に保険給付を受けることができるのです。
業務上の疾病については労災保険が給付をします。

国民保険に加入している人は保険者に対して保険料を支払います。
保険者の種類としては、全国健康保険協会や健康保険組合、日雇特例被保険者などがあります。
保険医療機関として指定を受けているところでしか保険証を使うことはできません。

健康保険と医療保険の違いはややこしいのですが、健康保険とは雇用者のための保険であり、健康保険法に基いています。
そのため、無職の方が加入している国民健康保険とは別物であると考えましょう。
また、公務員が加入している共済保険は国家公務員共済組合法に基いているものであり、健康保険とは異なります。

健康保険では法人から報酬を受け取っているすべての人が原則的に被保険者となります。
ただし、個人事業主については被保険者とはならず、健康保険ではなく国民健康保険に加入します。
外国人であっても被保険者の資格を得ることができます。

非正規労働者については、特定の条件を満たしていれば被保険者として認められます。
たとえば、その会社で働いている一般の社員の勤務時間の4分の3以上働いているならば被保険者に該当します。
あるいは、1ヵ月の勤務日数が一般社員の4分の3以上である場合にも被保険者となります。

被扶養者についても色々な要件が存在していて、保険者から認定を受ければ保険の適用を受けられます。
また、退職後も要件を満たしていれば、最高で2年間は健康保険に加入し続けられます。

健康保険では事業主と被保険者が保険料を折半して支払います。
たとえ、被保険者に報酬を1円も支払わなかったとしても、事業主は被保険者の分の保険料も全額支払わなければいけません。

健康保険はこのような仕組みで成り立っています。
国民健康保険や共済保険との違いを理解しましょう。