心の病

投稿者: | 2016年2月24日

ストレス社会

近年ストレス社会とやたら言われる様になりましたが、本当に最近の話なのでしょうか。
人が複数人いれば、そこには必ず人間関係の煩雑さが生じ、全員に少なからぬストレスが生まれるのは昔も今も変わらないはずです。

昔と異なるのは、心の病に対して現代は理解される様になってきているということです。
他人に自分の精神状態を理解してもらえるだけで、ストレスはかなり軽減されるのです。

昔は精神疾患に対して偏見があり、誹謗中傷する言葉が飛び交い、それを抑制する社会でもありませんでした。
それにより、患者本人もその家族も差別の対象となりました。
それを忌み嫌い、精神を病んだ患者は座敷牢や自宅の一室に監禁された時代がありました。

精神疾患の種類

精神疾患は様々な種類があります。
原因は精神的に強いストレスを受けたことによるもので、様々な症状があります。

その行動パターンは一マイノリティではありますが、人間として壊れてしまっているわけではありません。
少なからず、多くの人の中に同じ状況でで同様の状態になる因子は存在するのです。

うつ病、統合失調症、パニック障害、適応障害、PTSD、解離性障害など同じ状況下でも症状は個人差があるのがこの病の治療を困難にしています。
近年は一般企業にも患者数が増え、社会全体で取り組む様に変化してきているため、一定期間の休養と治療の末社会復帰するケースも多くみられます。

心の病の原因

言うまでもなく原因は様々です。
学校や職場でのいじめや過労などが原因の心の病は増える一方で、労災認定も増加の一途です。

人は睡眠を十分に取れない状態が長期間続くと自律神経失調症となりますが、それを放置する事で精神的にもバランスを崩します。
同様に、過剰なストレスが長期間続くことで、精神疾患を誘発します。
最悪のケースでは自ら命を絶つことで、責任を問われた個人や企業が標的となっています。

ニュースや新聞などで報道されるのはほんの氷山の一角で、ストレスによる心の病気は私たちの身近なところで潜在的に存在しているのです。
家庭内暴力や災害、事故が原因でPTSDになるケースも多く、薬による治療は生涯続く場合も少なくありません。
一度発症すると社会生活に支障を来し、働くことが出来なくなり、生活保護を請けざるを得ない患者も増加しています。

労災認定

心の病であると認定するのは専門の医師による診断ですが、職場におけるストレスが原因であると認定するのは別の機関です。
業務による心理的負荷が精神障害を発症させたことが明らかであれば、企業は労働者に対して休養中の給与などを補償しなければなりません。

しかしながら、職場が労災認定と認めないケースも少なくありません。
エイジハラスメントなどのパワハラ、モラハラ、セクハラ、職場のいじめなどが原因で心の病を発症した場合は特に会社が非協力的になりがちです。
心の病の場合、怪我や事故などとことなり証明が難しく、労災認定のために民事訴訟を起こすようなケースも増加しています。